ブラックコホシュはバストアップ効果がある？プエラリアは嫌な人の「神成分」になるのか

プエラリアが配合されていないバストアップサプリを探そうと思うと、

引っかかってくるのが「ブラックコホシュ」という成分です。

どうもプエラリアの代わりに配合されてるくさい。

ということで、ブラックコホシュについて調べてみました！

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ブラックコホシュって何？どんな成分なのか

ブラックコホシュは北アメリカが原産のハーブの一種。

サプリメントとして配合する場合は、根茎の黒い部分が使われます。

アメリカの先住民が医療用として使っていたという歴史がある成分ですが、

近年ではこんな作用がメインに考えられています。

そうですね、これって要は「女性ホルモン系」の作用です。

 

ブラックコホシュの成分

ブラックコホシュの主な成分は

 

イソフラボン

ご存知、バストアップ食材の代表格ともいえる成分。

わっしょいわっしょい！イソフラボンじゃい！です。

大豆系の食材に含まれていて、女性ホルモンに似た働きをします。

（参考：イソフラボンを効果的にバストアップに活かすには？）

 

トリテルペン配糖体

きのこや高麗人蔘に含まれている成分。

抗がん作用があると言われています。

配糖体とは、糖と糖ではない部分が結合しているということです。（簡潔に表現）

 

タンニン

ポリフェノールの一種。

ポリフェノールは抗酸化力がある成分なんですが、

体の酸化を防止することは、老化防止につながるんですね。

バストアップも、細胞の老化が進んでホルモン分泌が行われなくなると、

思ったような効果が出なくなってしまいます。

（参考：女性ホルモンアップでバストもアップ！エストロゲンを増やす食事一覧）

 

結局は女性ホルモン？ブラックコホシュとプエラリアの違い

プエラリアとブラックコホシュの一番大きな違いは、

「その効能がはっきりと分かっていない」というところにあります。

 

プエラリアはご存知のとおり、

・イソフラボン

・ミロエステロール

・デオキシミロエステロール

という成分が含まれていて、エストロゲンと同じような働きをすることがわかっています。

（参考：プエラリアが怖い理由を列挙する。）

 

プエラリアが持っているミロエステロールやデオキシミロエステロールというのは、

大豆イソフラボンの数千倍とか数万倍とか言われています。

大豆イソフラボンですら、一日の摂取量が決められている成分。

それほど強い成分なので、

それだけ副作用もあるし、摂取量の条件も厳しく決められています。

効果はあるのかもだけどね。

 

一方でブラックコホシュ。

ブラックコホシュに女性ホルモンであるエストロゲン様の成分を認めたとする研究がある。

しかし、最近の研究では、エストロゲン様物質は存在しないという結果も出ており、

作用メカニズムはまだ明らかではない。

引用：DHCサプリメント小辞典

女性の更年期障害のような女性ホルモントラブル。

こういうのに対しても、「成果が出た」という研究結果がある一方で、

「エストロゲンのような成分はない」という研究結果もあり。

 

さらに

これまで実施された研究のほとんどは、その研究期間が6カ月未満であり、

それを超える長期使用の安全性については明らかではありません。

引用：厚生労働省　「総合医療」情報発信サイト

要はまだ、はっきりと分かっていない成分なんですね。

じゃあこれ、副作用とかはどうなんでしょうか。

 

ブラックコホシュの副作用

ブラックコホシュの副作用についてをまとめてみると…

つまりこちら、

「副作用のきちんとした実証結果はないけど、そんなに危ない副作用はないかも」

っぽいっていうことが言われています。

特に問題となる健康被害や副作用は知られていない。

引用：DHCサプリメント小辞典

というように、

副作用があることがわかっているプエラリアに比べると、

副作用はのリスクは限りなく少ない、でも実証された効果もまだない。

という成分ですね。

 

ただ「実証された効果はない」とは言っても

などに利用されているし、ドイツでは医薬品として指定されています。

また、出産時の誘発分娩にも使われていることから、

赤ちゃんにも母体にも、比較的安全な成分だということも読み取れます。

 

そう考えると、

プエラリアよりも効果は弱い。

だけど、プエラリアよりも安全性が高い成分だ。

ということができそうです。

 

ブラックコホシュについてのまとめ

私はバストアップ成分としてのブラックコホシュ、ということなんですが、

・プエラリアは怖い

・でもバストアップサプリメントを試してみたい

という方には、取っ掛かりやすい成分かもしれません。

 

もちろん「エストロゲン様の働きがある」という説もあるので、

飲み過ぎとか妊娠中とかはダメですが、

プエラリアを飲みたくない人のサプリ成分として考えるのもアリかなとか思う。

 

 

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